概要

Kria KR260 ロボティクス スターター キットは、適応型システム オン モジュール (SOM) 製品ポートフォリオに属する最新の開発キットです。近年、Kria SOM やスターター キット、アプリ ストアが充実し、AI 技術者やエンベデッド ソフトウェア開発者は従来の FPGA ツールフローを利用しなくても、アダプティブ コンピューティングを簡単に適用できるようになりました。KR260 はロボットおよび産業機器開発者向けの ROS 2 ベースの開発環境を提供します。KR260 を利用することで、工場、農場、病院、倉庫などで運用されるビジョン、通信、制御といった主要機能に対してハードウェア アクセラレーションを適用できるメリットがあります。

ウェビナーの内容:

• ロボティクスの未来を牽引する主要技術
• KR260 スターター キットのハードウェアの概要
• 迅速なロボット システムの構築を支援する Ubuntu 22.04 対応アプリ
• ROS 2 (Humble 版) 開発を支援し、生産性を向上させる KRS の機能
• 一般的なロボット開発プラットフォームとの比較分析
• SLVS-EC、10 GigE Vision、および TSN (Time Sensitive Networking) などの産業用の高速インターフェイス規格

ロボットは、モーション、ナビゲーション、パーセプション、マシン ビジョン、通信、制御などの中核的な機能とアプリケーション固有の機能を実現するために多様なセンサーと処理ノードを組み合わせて構築するシステムです。新しい Kria KR260 ロボティクス スターター キットと Kria ロボティクス スタック (KRS) を利用することで、開発者は ROS 2 ベースの設計環境で、低遅延の確定的な通信を保証する量産用 Kria SOM を相互接続して理想的なロボット システムを簡単に構築できます。運用後も、進化するアルゴリズムの実装に柔軟に対応でき、複数プロジェクトでスケーリングできるアダプティブ システムを構築できます。

このウェビナーでは、新しい Kria SOM ベースのハードウェアと最新アプリケーションを利用して、ビジョン機能、AI、5G 無線通信に対応できる量産向けの高性能かつ適応可能な産業用ロボットを簡単に構築する方法を学ぶことができます。是非、ご参加ください。

講演者

柴田 貴章

AMD-ザイリンクス
アダプティブ & エンベデッド コンピューティング グループ
コア マーケット グループ
フィールド アプリケーション エンジニア

参加者特典

ライブ ウェビナー参加者特典として、Kria KR260 スターター キットをご購入されたお客様に電源アダプターを無料でプレゼントいたします。この特別提供は、日本国内在住の方のみを対象とし、先着 100 個までの限定提供となっております。